やはりフリーランスエンジニアにとってセルフブランディングは必須

案件を獲得できなければ収入を得られないのが、フリーランスという働き方の難点です。フリーランスエンジニアとして、継続的に案件を獲得するために大切なのが、セルフブランディングを意識することです。

セルフブランディングとは、自身の価値を高め、周囲によい印象を持ってもらうための戦略のことを指します。最初から強力なコネを持っているならともかく、そうでない場合、案件を求める同業のライバル達としのぎを削らないといけません。

特に、フリーランスとして活動を始めた直後は実績がなく、クライアントからの信用度が低い状態なので、セルフブランディングを意識し、少しでも自身のよいところを知ってもらう努力が必要です。

セルフブランディングの基本は、自らの強みを最大限に活かすことで、逆に色々な分野に手を出すのはよくありません。様々な分野の仕事をこなすことができるのも、立派な個性ではあるものの、このようなユーティリティプレイヤーは、替えのきかない存在にはなりにくいのが実情です。

逆に、ややニッチなジャンル、ニッチなスキルであっても、他の誰にも真似できないくらい実力があれば、自然と注目度は高まっていきます。この分野なら誰にも負けないという強みを見つけ、それをブログやSNSで発信していくのが効果的です。フリーランスエンジニアになりたいが、現時点で際立った強みが見つからない場合は、マインドマップなどの自己分析を行い、目指す方向性を決めるのがよいでしょう。